含み益が幻であることの説明
例え話
- ある会社の株を9000円で買った人が100人いました
- その後9100円で1人の人が買い、9200円で1人の人が買い…とやっていって、9900円まで1人ずつ買っていきました
- 次に10000円で1人の人が買いました
- このときに、最初の100人の人は含み益が1000円出ていると考えるだろうが、ところが実際は、この後買いたいと思う人は10100円以上で買いたいと思う人は全くおらず、1万円で買いたいと思う人もおらず、9900円で買いたいという人が1人いて、9800円で買いたいという人が1人いて、…という風にしていって、8100円までそういう風に1人ずつで、あとは8000円で買いたいと言う人が、80人いると、そういう状況だと、実は最初の100人の人は含み益1000円が出ていると考えているが、実際は損が1000円出ているという状況なのである
私の考え
- 実際、株価が急騰してもう高値での買いが続かないという状況ではこういう事になってる(実際、後からみてピーク高値では毎回この状況になっている)ので、決して株の価値をそういう急騰の時には時価で判断しては行けないのである
- (perやpbrとかから判断すると良い)
- ほんの僅かな人数の売買でつけられた株価の現在値で計算される大多数の株主の時価資産やその会社の時価総額 (2024/03/22 15:48:41)
- 発行株式全体の0.5%とかの売買で現在値が決まっているので、ある会社の時価総額がイコールその会社の価値とは全然言えないと思う
- 発行株式の半分とかが約定する値段での計算なら結構正しそうと思う
- 発行株式全体の0.5%とかの売買で現在値が決まっているので、ある会社の時価総額がイコールその会社の価値とは全然言えないと思う
含み損は現実
- 含み益については正しく幻と思っていた方がローリスクだが、含み損については幻と思ってしまうと逆にハイリスクになるので現実と思っていた方が良い
- というより、含み損は現在値より安い価格で売れば簡単に現実にできるが、含み益は現在値より高い価格で売るのは困難(=幻)という非対称性もあるかも(?)